Synopsis
その猫は、世間から疎まれていた。
人間からも同族からも、爪弾きにされてきたその猫は鳥に憧れた。
空を自由に飛ぶ鳥に憧れて、屋根から降りてこなくなった。
屋根から降りてこなくなった猫は衰弱していき、眠りに就こうとした時その猫の元に猫神が語り掛けてきた。
猫神は、眠りにつく猫を優しく撫でる。
そして、猫の魂と共にその場を離れていく。
猫は初めて空を飛ぶ感覚を味わい感嘆し、見下ろす視線の先に瘦せ細った自分の姿を見つけるのだった。
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