Synopsis
目が覚めたら異世界だった。昼は「光の勇者」として人々に崇められ、
夜になると意識が切り替わり「闇の魔王」として魔族を率いる。
同じ身体に、二つの魂が宿っている。
勇者の自分は魔王を倒す使命を背負い、魔王の自分は勇者を殺す理由を持っている。
互いの記憶は共有されない。「体に残る傷」と「書き置き」だけが、もう一人の自分との唯一の通信手段。
やがて二人は同時に悟る——この身体を完全に支配しなければ、自分が消える。
協力か、殺し合いか。答えを出す前に、世界が二人を許さなくなる。
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