Synopsis

去年の七月、十年以上寄り添った恋人を失った「俺」。記念日に合わせて、二人で開けた日本酒を今年も用意する。だが、栓に指をかけた瞬間、匂いも音もないはずの瓶が記憶を連れてきて、涙が止まらなくなる。片付けられないテーブルと、眠るしかない夜。翌朝、未開封の瓶だけが静かに残っていた。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/14/2026
  • Current【小説】未開封の記念日