Synopsis
四月一日。十五歳の水野潤は、階段から転落し、ここ数日間の記憶を失っていた。幸いにも命に別状はなく、退院することになった彼に、一人の少女がいたずらっぽく声をかける。
「――ねぇ、その頭どうしたの? ……なんて」
彼女の名前は天野空。
今日がエイプリルフールだからと、突拍子もない嘘や無理難題をふっかけてくる空に、潤は戸惑いながらも少しずつ惹かれていく。
消えた記憶を埋めるように始まった、特別な一日。
夕暮れ時、二人が交わした「さようなら」の後に、潤を待ち受けていたものとは――。
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