Synopsis

心寂しいおばさんは、飼っていた子猫が縁で近所の小学一年生たちと知り合いになる。子供たちは毎日猫のエサやりを楽しみに見に来て、おばさんも子供たちのおかげで気持ちを慰められていた。  子供たちが二年生になると行動範囲も広がって、次第に足が遠のいていった。初夏になるとおばさんの庭のびわが実ったが、たまたま子供たちが来た日には、びわを上げる事が出来なかった。そこで、おばさんは、来年びわが生ったら届けてあげると約束をする。  夏休みが来て、子供たちは長いことおばさんの庭に来ることはなかった。寂しく思ったおばさんは、ふと思いついて、一年間のびわの成長の様子を、一番気になっていた潤に、写真入りで知らせてやることにした。「びわの木だより」と書かれたその葉書に、折々のびわの様子と、潤を思いやる言葉をしたためて潤の家のポストに直接落としていった。  子供たちが三年生になって新型ウイルスミッチーがはやり始め、おばさんはますます子供たちに会えなくなった。しかし、その年の6月、おばさんは一年間丹精込めて育てたびわを、ようやく子供たちに届けることが出来たが……。

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Every Star
Every Star02/19/2021
  • Currentび わ の 木 だ よ り