Synopsis

小学生のとき、ただの折り紙がきっかけで始まった初恋だった。 近づけば近づくほど、言葉は遠ざかっていく。 触れられる距離にいるのに、どうしても届かない。 中学になっても変わらない距離。 勘違いしそうになるほどの近さと、決して越えられない一線。 「好きだ」と言えないまま、九年が過ぎた。 親友に想いを打ち明けられた日、初めて知った。 失うかもしれないという感情を。 それでも、結局何も言えなかった。 ――もし、もう一度会えるなら。 もし、君の隣がまだ空いているのなら。 今度こそ、この九年分を。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu03/31/2026
  • Currentまだ、あなたの隣を諦めきれない