Synopsis
前の季節が終わったあとにも、海は同じようにそこ
にある。
変わらないように見えて、海はたぶん、毎日少しず
つ違っている。
この物語は、そんな変化の途中にいる僕の話だ。
そして灯りは、いつまでも受け取るだけのものじゃ
ないのかもしれない。
まだ頼りなくても、まだうまく言葉にできなくても、
誰かのほうへ向いていく日が来るのかもしれない。
これは、静かな海のその先に吹いてきた、風の話で
もある。
そしてたぶん、小さな愛が灯りはじめる場所の話で
もある
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