Synopsis

赤い札があちこちに貼られた町で、札を裂くことに快感を覚えるカラスがいた。追われ、怒られ、騒ぎを起こすたびに、カラスは笑った。 ある日カラスは、鍵番のフクロウに連れられ「白い部屋」へ入れられる。そこには赤い札が一万枚。すべて裂かなければ外へ出られない。 裂くほどに薄れる楽しみ、だれも反応しない退屈、そして「びりっ」という音だけが積み上がっていく。——好きだったはずのものは、回数によって罰へ変わっていく。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/30/2026
  • Current【異世界】白い部屋と赤い札