Synopsis

錆びた郵便受けが、庭の隅に立っている。 二十八歳の葵は、三年前に亡くした母への手紙を書き続けている。住所のない封筒。宛名のない便箋。どこにも届かないとわかっていながら、それでも書かずにいられなかった。 ある朝、郵便受けの上に一輪の白い花が咲いていた。 書いた手紙は、消えていた。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/28/2026
  • Current花咲く郵便受け