Synopsis
医者に「余命三年」と宣告されたゲーム実況者・桐島陽介。
絶望より先に頭をよぎったのは、“登録者数”だった。
その一言を配信で打ち明けた夜、再生数は伸びる。
同時に突きつけられる、非難と自己嫌悪。
「死をコンテンツにしている」——その事実から逃げられず、彼は配信を止める。
だが、ある夜、彼は気づく。
——まだ、自分はしゃべれる。
二週間ぶりに戻った配信。
そこで流れた、たった一行のコメント。
それは、五年前から彼を見ていた視聴者の言葉だった。
残された時間の中で、彼は何を話し、何を残すのか。
これは、“まだしゃべれる”今を選び続ける物語。
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