Synopsis
鏡の向こうにいたのは、泣いているわたしによく似た、知らない少女だった。
現代を生きる中学一年生・瀬名朝陽と、昭和を生きる小林真智子。
大きな背鏡を通して出会った二人は、触れ合った瞬間、お互いの世界を入れ替わる。
父に会ったことのない朝陽。
母に愛された記憶のない真智子。
鏡の向こうで手に入れたのは、自分にはなかったはずのぬくもりだった。
けれど、家族の中に残る傷は、簡単には消えない。
少しずつ言葉を交わしながら、二人は止まっていた家族の時間を動かしていく――。
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