Synopsis

人は、つらい記憶を“預ける”ことができる。 それを利用すれば、苦しみは消え、穏やかな日常を取り戻せる。 主人公もまた、その場所に通う一人だった。 手続きを終えるたびに心は軽くなり、何も問題のない日々が続いていく。 ただ――時折、理由もなく足を止めてしまうことがあった。 知らないはずの名前に、なぜか胸がざわつくこともある。 思い出せないだけで、確かにそこに何かがあった。 それでも、主人公はまた同じ場所へ向かう。 穏やかに生きるために。 ――何を手放したのかも、知らないまま。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou03/27/2026
  • Current預けたもの