Synopsis

Bランク冒険者のカイルは、ダンジョン最深部で宝箱を開けて死んだ。 ミミックだった。 ——目覚めたら、そのミミックになっていた。 手も足もない。 あるのは、蓋だけ。 移動手段は、ズズズと滑るだけ。 コミュニケーション手段は、パカパカするだけ。 絶望的に不便な箱生(はこせい)の始まりかと思いきや—— 頭の中に聞こえてきた謎の声が、とんでもないことを言い出す。 『〝魔物の勇者〟の資格を認定します』 勇者? 俺が? 宝箱が? どうやら俺、やばい力を持っているらしい。 試しにそこらのゴブリンを宝箱の中に入れたら、ホブゴブリンになった。 武器も、魔法も、さらに強くなった。 ……なに、これ。 元冒険者の知識で人間の戦術を教え、 『収納チート』で仲間を強化し、 魔物を従えて強化していく—— これは、最弱の宝箱が『魔物側の勇者』として 仲間を集め、進化させ、人間との対等な世界を目指す物語。 あーあ、冒険者のときより、よっぽど面倒な箱生だ。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/25/2026
  • Current俺を殺した宝箱に俺が転生してどうすんだよ! ~中に入れたものが全部強くなる収納チート~