Synopsis

「駅まで、あと五百メートルだね」 呑気な君の隣で、僕は焦っていた。 僕の視界には、この物語の「寿命」……残り文字数がカウントダウンされている。 駅に着くのと、文字数が尽きるのは、どちらが先か。 君の睫毛の長さを描写すれば一万文字、頬の赤らみには二万文字。 コストがかかりすぎる! これは、一文字の浪費も許されない極限状態の僕が、最短距離で君に届きたいと願った、不器用で贅沢な千五百文字の軌跡。 (紹介文:200字)

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu03/21/2026
  • Current君まで500メートル。しかし残り500文字。