Synopsis

賞味期限切れのコンビニ弁当にやられて、丸一日寝込んでいた。 食欲もなく、冷蔵庫はほぼ空。ゼリー飲料一本でなんとか生きている状態で、夕方にチャイムが鳴った。 ドアスコープを覗くと、プリントを持った白河雪乃が立っていた。 学園一の天使様と呼ばれる、クラス委員の彼女が。 プリントを受け取ればそれで終わりのはずだった。 でも白河さんは、僕の部屋をまじまじと見て、小さく息をついて、言った。 「……入ってもいいですか」 気づけば掃除が始まっていた。 気づけばコンビニに買い物に行っていた。 気づけばお粥ができていた。 気づけば、同じ部屋で朝を迎えることになっていた。 ——なぜ彼女はここまでするのか。 理由を聞けばよかった。でも、聞いてしまったら何かが終わる気がした。 だから僕は、何も聞かないまま目を閉じた。 同じ部屋に、白河さんがいる。 ただ、今夜だけは、一人じゃないと思う。 それだけで、十分だった。 これは、理由を探し続ける天使様と、その理由に気づかない僕の、すこし不思議な話。 ※ハッピーエンド確定。甘々・溺愛成分多めです。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou03/20/2026
  • Current僕の部屋に入り浸る学園一の天使様