Synopsis

そこにいたのは濃い血と暴の匂いがする筋肉に包まれた体を持つ小柄な少年だった。  まだ麒麟とそんなに年齢も変わらないと思うけど、その瞳には憎しみがあり、その傷だらけの小さな体にはとても禍々しい暴の力を纏っていた。 「お前は、誰だ?」  まだ幼さの残る声で少年は言った。 「私は麒麟と言います。あなたのことを対峙するためにここにきました」  手を合わせて、小さくお辞儀をしてから麒麟は言った。 「お前が、この俺を?」  にやっと麒麟のことをばかにするようにして笑って少年は言った。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/25/2026
  • Current麒麟 きりん