Synopsis
銀座の高級寿司店《水月》。
七席のみ、一夜二組限定の静かな名店で、事件は起きた。
市場直送の極上中トロが、忽然と消えたのだ。
店は完全予約制。
厨房に入れるのは店主と弟子だけ。
客は七人、皿も七枚。
――だが防犯カメラには、八つ目の影が映っていた。
握られるはずだった最後の一貫は、誰の口に消えたのか。
閉ざされたカウンターの内側で、嘘と沈黙が交差する。
寿司は語らない。
だが、シャリは嘘をつかない。
和の静寂に潜む、本格カウンターミステリー。
Serialization Info
Web Novel