Synopsis
「桜が満開になる頃、必ず帰る」その言葉を最後に、彼は戦地へと旅立った。
一人取り残された美優は、冬から春、夏、そして秋の月夜へと、巡る季節の中で届かぬ返事を待ち続ける。周囲が諦めを口にする中、彼女だけはあの日桜の下で交わした約束を、強がりな笑顔で抱きしめていた。
そして訪れる再びの冬。三月のなごり雪が舞う桜の木の下で、彼女が目にしたものとは――。
雪月花が紡ぐ、切ない物語。
妄想コンテスト『雪月花』応募作品。
自分の作品としては短い、四ページの短編となります。
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