Synopsis

電気が失われ、火が文明を支配する世界。 人々は火の術を操り、竜と戦い、三爪の位を目指して生きている。 その中で、火を一切扱えない一爪の少女がいた。 焼けない白い肌。 術を使えない回復役。 昇格も望めぬ“最弱”の存在。 だが夜になると、彼女は森へ向かう。 昼に溜めた光が、身体を満たすからだ。 撃てない。放てない。 ただ蓄え、巡らせ、刃へと変える。 燃えずに残る光――燐残。 やがてその光は、古龍に観測される。 「龍は四本の爪で立つ」 三では足りない世界で、 火でも雷でもない力が静かに目を覚ます。 これは、火文明の外れで光る者の物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/24/2026
  • Current昼は最弱一爪、夜は龍級。火文明の外れで光る少女――燐残のフォスフォル