Synopsis
魔法が科学の理(ことわり)を塗り潰した時代。
世界を律するのは、絶対的不可侵を纏う「白」の傲慢――虚空。
世界を嚥下し異形を従える「黒」の献身――反魂。
唯一無二の「神の術式」を持つ二人は、互いを唯一の理解者として、科学兵器が跋扈する戦場を蹂躙していく。
「お前の喉越し、俺には一生分かんねーよ」
「君が綺麗すぎるから、誰かが汚れを引き受けるしかないんだ」
これは、一振りの黒い短刀を絆とし、手の甲に呪いを刻んだ二人が、決定的な「決別」へと至るまでの、眩しすぎた青い春の記録。
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