Synopsis

王宮の夜会で突然の婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢エリーゼ。 理由は「地味で薬草臭いから王妃にふさわしくない」という、あまりにも身勝手なものだった。 五年間、彼女は王宮薬草園でひたすら薬を調合し続けてきた。 雨の日も雪の日も休まずに。 けれどその仕事の本当の意味を、誰も知らないまま――。 彼女が王都を去った直後、街に疫病が広がり始める。 止まらない感染、増え続ける死者。 そして明かされる、たった一人の“地味な薬師”が守っていた十万の命という真実。 婚約破棄から始まる王都崩壊。 全ての証拠が白日の下に晒されたとき、立場は完全に反転する。 これは、蔑まれた令嬢が“国を救った功労者”へと評価を取り戻し、 そしてずっと見守っていた第一王子に求められるまでの物語。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou02/21/2026
  • Current婚約破棄された宮廷薬師は王都を去る――彼女が消えた途端に疫病が広がり、第一王子に迎え戻されました