Synopsis

私は、彼の未完成作だ。 油絵具で塗れた小屋。そこで彼は私を産んだ。 速筆だった彼は次々と作品を完成させた。私は幾度も描き直されたが、私から迷いは消えなかった。 「完成させて欲しい」その願いは叶わずに、彼は倒れ、間も無く戦火で小屋が倒壊した。 倒壊した小屋から救い出された私に与えられたのは「完成作」という称号だった——。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu02/18/2026
  • Current未完の炎彩