Synopsis
人の縁が“糸”として見える少女・潤(ウル)。
東の港町で「縁切り様の巫女」と恐れられ、孤独に生きてきた。
ある夜、彼女のもとへ西の海を渡る海賊が現れる。
若き頭アーリック——縁など信じない男。
彼が探していた“縁を断つ指輪”は、ウルの左手にあった。
縁をほどく巫女と、縁を信じない海賊。
触れてはならないはずの二人のあいだに、
細く、確かに光る糸が結ばれていく。
それは切るべき縁か、守るべき縁か。
神の役目と、自ら選ぶ愛。
海と星のあいだで、ひとつの運命が揺れはじめる。
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