Synopsis

「私、浅城さんの隣がいいです。どこにも行かないでって言ってくれるなら、どこにも行きません」 海沿いのマンション、お隣さんは少し年上の綺麗なデザイナー、浅城香織さん。 台風の夜に部屋へ招かれてから、私たちの境界線はベランダの低いパーテーションだけになった。 勉強に追われる「子供」の私と、仕事に摩耗する「大人」の彼女。 ベランダ越しのティータイム。雨の日のサンダルウッドの香り。そして、疲れ果てた彼女のために作った、温かいスープ。 守られるだけだった女子高生が、少しずつ背伸びをして、大好きな人の「居場所」になろうと手を伸ばす。 これは、もどかしくて、少しだけ苦い、けれどスープのように温かい――二人の「お疲れさま」が繋ぐ恋の物語。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu03/08/2026
  • Currentベランダ越しのティータイム、放課後の特等席