Synopsis
IT企業の社畜だった俺が異世界に召喚されたはいいが、職業は治癒士、顔は怖すぎて患者が逃げる、という最悪のスペックでスタートすることになった。
笑いかければ気絶される。食料を届けに行けば魔物と間違われて先制攻撃される。治療しようと手を伸ばせば「悪魔だ!」と叫ばれる。
——俺は何もしていない。
それでも俺は癒し続ける。怖がられながら、孤独なまま、誰かの役に立てるならそれでいいと思いながら。
やがて俺の周りには、捨てられた者・追われた者・誰にも必要とされなかった者たちが少しずつ集まってきた。
最恐の顔で、最高の癒しを。今日も俺は誰かのもとへ向かう——逃げられるとわかっていても。
Serialization Info
Web Novel