Synopsis
三年生の春。
クラスの中心だった藤原蒼は、突然学校に来なくなった。
理由は「体調不良」。
けれど、本当は重い血液の病だった。
幼なじみの朝倉美桜は、蒼が隠していた事実を偶然知る。
余命は、もって半年。
「みんなには言うな」
そう笑った蒼は、最後まで“明るい自分”でいようとする。
美桜は決める。
――せめて、蒼の最後の春を、最高の春にすると。
だが、時間はあまりにも残酷だった。
これは、言えなかった「好き」と、
伝えきれなかった「ありがとう」の物語。
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