Synopsis

公園のベンチで、昼間からワンカップを飲んでる人がいる。 長い耳。 少し伸びたTシャツ。 赤い腹巻。 安売りの下駄。 「……孝文。子ども、あっちでケンカしてる」 世界を一瞬で消せるらしいけど、今日はブランコの順番待ちを見守っている。 「隊長ー! 早苗さんがまた変なこと言ってるー!」 「変じゃない。事実だ」 ぶっきらぼうで、でも子どもには甘い。 俺には敬語を使わない。 理由もなくこの世界にいて、理由もなく公園にいる。 それだけの話だ。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu02/27/2026
  • Currentエルフの早苗さん