Synopsis
王国で代々“祈り”を担ってきた聖女である私は、
ある日突然「役立たず」と断じられ、王都から追放された。
祈りの力は目に見えず、平和が続くほど軽んじられる。
それでも私は、国のために祈り続けてきた――追放される、その日まで。
王都を離れた私は、もう祈らなかった。
義務でも使命でもないものを、続ける理由はなかったから。
それから一年。
王国は、静かに、確実に滅びへ向かっていく。
これは、祈らなくなった“役立たず”と、
祈りを失った王国の、因果応報の物語。
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