Synopsis

王太子の婚約者として王宮に仕える侯爵令嬢ゼクレテァ。
彼女は華やかな場に立つことはなく、ただ静かに、しかし確実に政務と外交を支えていた。

――その役割が、突然奪われるまでは。

公の場で告げられた一方的な婚約破棄。
理由はただひとつ、「愛している相手がいるから」。

ゼクレテァは感情を見せることなく、その決定を受け入れる。
だが彼女が王宮を去った後、王国には小さな歪みが生じ始めた。

些細な行き違い、遅れる判断、噛み合わない政策。
それらはやがて、国家全体を揺るがす事態へと発展していく。

一方、行き場を失ったゼクレテァの前に、思いもよらぬ「選択肢」が差し出される。

求められたのは、身分でも立場でもない。
彼女自身の能力だった。

婚約破棄から始まる、
静かで冷静な逆転劇。

王の隣に立つことを拒んだ令嬢は、
やがて「世界を動かす場所」へと歩み出す――。


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Alphapolis
Alphapolis02/02/2026
  • Current婚約破棄された侯爵令嬢ですが、帝国の次席秘書官になりました ――王の隣ではなく、判断を誤らせない場所へ