Synopsis
「さよなら」を積み重ねて、私達は今日も生きていく。
「別れ」をテーマにした短編集より一話目抜粋。
「さよなら」は思い出となり、時に切なく面映ゆく胸を締め付ける。
そんな沢山の「さよなら」の物語。
『たえて桜のなかりせば』
《青春》とのさよなら。
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 この歌を教えてくれたのは国語の先生だった。
桜が咲くにはまだ早い季節に思い出す、あの三十一音。
これは青春と私のお別れ。
他の短編は同人誌「さよならだけが」にて収録
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