Synopsis

美術館の一室に、一脚だけ展示されている椅子がある。 新人警備員として夜勤に入った主人公は、 その椅子が毎晩わずかに位置を変えていることに気づく。 監視カメラにも確かに映っている。 誰も触れていないはずなのに、椅子は移動している。 だが、ベテラン警備員は気にする様子もなく、 ただ淡々と記録番号を告げる。 「……これで、312だな」 何が数えられているのかは、説明されない。 ただひとつ確かなのは、 この異常が、ずっと“処理され続けている”ということだけだった。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou01/28/2026
  • Current『312』