Synopsis
京都、春。大学生になった僕の隣の部屋には、少し不思議で、ひどく穏やかな四回生の先輩が住んでいた。
キャンパスで再会し、誘われたのはボランティアサークル。
帰り道のベランダ、手渡された熱いコーンポタージュの缶。
「私たちの間にも、何か素敵な調和が生まれるといいな」
とうもろこしは「豊かさ」、ポタジェは「調和」。
知識豊富な「僕」と、光と影を纏う「先輩」が織りなす、甘くて少し熱い日常の奇跡。
――これは、スープの湯気のように温かくて、どこか切ない恋の予感の物語。
Serialization Info
Web Novel