Synopsis
1968年、寄宿学校(インテルナート)。夕方が近づくと、廊下の音は壁に貼りつき、子どもたちは息をひそめる。
憲兵組のベレゾフスキー(12)は音楽室で、バイオリンのケースが置き去りになっているのを見つけた――それは、ミーシャが連れ去られた合図だった。
救いに行けば身代金を取られる。なら先に、こちらが捕虜を取る。
点とパンと噂が回る夜、子どもたちは“順序”で勝ちに行く。
『六度半の坂』『ヴォロンツォフの影』(ステキブンゲイ連載)につながる外伝――ミーシャ10歳の物語。
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