Synopsis


魔法と精霊、聖獣が守る王国。
貴族の令嬢である彼女は、王になる運命を背負う王族に恋をした。

だがその恋は、叶えてはならないものだった。

王は、国を選ばなければならない。
そして彼女自身もまた、貴族として、王国を支える立場にある。

だから彼女は望む。
恋ではなく、「王族であること」を選んでほしい、と。

名を呼ばず、距離を保ち、
互いに踏み込まないまま交わされる沈黙。
殿下、令嬢、王、そして精霊たちは、
その選択が国を揺らがせないことを知っている。

恋は確かにあった。
だがそれは、誰かを選ぶためのものではなく、
国を壊さないために、使われなかった。

これは、
王妃にならなかった令嬢と、
王であることを選び続けた男の、
名を呼ばない恋の物語。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Alphapolis
Alphapolis02/10/2026
  • Current【完結】名を呼ばない恋 ――王に恋した令嬢は、王妃にならない