Synopsis

白河結月(しらかわ ゆづき)は、誰もが憧れる学園の「聖女」だ。  全国模試一位の頭脳、透き通るような美貌、そして誰にでも分け隔てなく接する慈愛の心。  彼女は完璧だ。……俺、九条蓮(くじょう れん)の前以外では。 ​「死ね、死ね、みんな死んでしまえばいい……ッ!」 「あぁ、そうだな。あいつらは価値のないゴミだ」 ​ 放課後の密室。鍵をかけた旧校舎の一室で、彼女は豹変する。  口汚く周囲を罵り、泣き叫び、そして震える指で制服のボタンを外し、俺に懇願するのだ。 ​「お願い、九条……私を汚して。私が最低な女だって、あんたの体でわからせて……ッ!」 ​ これは「いじめ」ではない。ましてや「純愛」などではない。  聖女が聖女であり続けるために必要な、精神の排泄行為だ。  俺は彼女のドロドロとした本音と、行き場のない性欲をすべて受け止める「サンドバッグ」。 ​ ――けれど、彼女は気づいていない。  彼女が俺をゴミ箱として利用しているつもりで、その実、俺なしでは呼吸ひとつできない身体に「飼育」されていることに。 ​ もっと堕ちろ。もっと縋れ。  その高潔な魂が汚れるほど、俺の独占欲は満たされるのだから。 ​ 歪な共依存。湿度の高い密室。  これは、完璧な聖女が「ただのメス」に堕ちていくまでの記録。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/07/2026
  • Current全校生徒が崇める高潔な女神様、実は俺専用の精神安定剤(サンドバッグ)でした。