Synopsis
2月、玻璃野市郊外の雪山リゾート「白銀高原」。
探偵クラブの七海紬と月城怜は、白鳥刑事に誘われて華やかな「氷雪祭」に参加していた。
氷の彫刻、スケートショー、雪上花火――冬の祭典を楽しむはずだった。
だが、祭りの初日、宿泊先の山荘で事件が起きる。
氷の彫刻家・氷室巧が、密室となった自室で凍死体となって発見された。
部屋は内側から施錠され、窓は雪で完全に塞がれている。
被害者の手には、謎のメッセージ。
「雪は全てを覆い隠す。だが、春が来れば――真実が現れる」
さらに悪いことに、記録的な大雪で道路が寸断。
山荘は完全に孤立し、警察の応援も来られない。
そして、紬と怜が調べると驚愕の事実が判明する。
10年前、同じ山荘で「雪崩事故」が起き、大学生1人が死亡していた。
今回の被害者も、参加者全員も、その事故の生存者だった。
第二、第三の殺人が起こり始める。
逃げ場のない山荘。
容疑者は全員、10年前の秘密を抱えている。
10年前の「雪崩」は本当に事故だったのか?
死んだ大学生に、何があったのか?
そして、犯人の正体は――?
密室トリック、クローズドサークル、過去との対話。
雪と氷に閉ざされた真実を、紬と怜は暴けるのか?
「この凍死、トリックがあるわ」
「紬、凍った湖の下に何かある!」
白銀の雪景色に隠された、冷たい真実――
探偵クラブシリーズ、冬の本格ミステリー。
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