Synopsis
魔法が在る上で科学が発展して、ビル群の中をフレイムが駆け抜ける。
そういう世界だったのは、過去の話。
十数年前、戦争が起きた。
魔王の死、魔族の消滅。それらを契機に、各国の意識が競走に向いたが故だった。
魔法と共に、弾丸が誰かの心臓を貫く。
そういう世界になって、更に数年。
国も法も消え失せて、人口は全盛期の0.0001%にも満たぬほど。もぬけの殻になった都市を、偶に魔法と弾丸が突き抜ける。
戦争は自然消滅した、ポストアポカリプスと言うべきか。ともかく、こういう世界になっていた。
それでも。
凄惨なそこで、決意を抱く少年少女が居た。
「父さん。平和は、必ず取り戻すから」
ある少女は、"守護"を目指して。
「仕方ない……仕方ないだろ……?」
ある少年は、"生存"を目指して。
「何を売ってくれるんだい? 女の子だったら高くつくよ」
ある少女は、"支配"を目指して。
「……あっちも、居るな」
ある少年は、"全滅"を目指して。
これは、そんな四人が織り成す世界を切り取った物語。
※この物語はフィクションです。実在する人物・団体・事件などとは関係ありません。万が一、類似する事象があっても、それは偶然であり、意図したものではありません。
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