Synopsis
目的地のはるか先をナビが示す、取り立てて特別でもないドライブ。
冗談めいた会話、飴の味、立ち寄ったコンビニ、打ち捨てられたガラス瓶。
彼女の言葉に耳を傾けながら、俺は自分の内側に
いつの間にか入り込んでいる“誰かの気配”に気づいていく。
変わっていくこと。
混ざり合うこと。
それを嫌だと思わなかった距離を、人は何と呼ぶのだろうか。
銀化という、ゆっくりとした変化をたどる現象になぞらえながら描かれる、
終着点を急がない関係の物語。
Serialization Info
Web Novel