Synopsis
代々、女から女へと受け継がれてきた、小さなオルゴール。
祖母の膝の上で鳴るその音色は、悲しみや迷いにそっと寄り添い、言葉にできない想いを“教えて”くれる不思議な力を持っていた。
託されたオルゴールと、祖母の静かな微笑み。
突然の別れのあとも、その旋律は人生の節目ごとに寄り添い、結婚、子育て、そして孫の誕生へと、時を越えて心をつないでいく。
やがて音色が変わるとき、再び訪れる「譲るべき時」。
それは喪失と継承、そして愛が形を変えて続いていく証だった。
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