Synopsis
僕の目の前で嬉しそうに笑う彼女はいつだって彼女だ。夏真っ盛りの学校の校舎で缶ジュースを僕の頬にくっつけて笑う彼女はいつだって変わらない。何回見ても変わらない。
けれど僕は違う。彼女の近くにいながら実は彼女を羨んで俯いている。
だから僕と彼女はもう…あの木の下で笑えない。
昔は笑えていた、けれどもうそれは昔の話だ。
僕があの木の下で彼女に気持ちを伝えてから全てがおかしくなった。僕の心も彼女の仕草も。それから何より世界自体が。
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