Synopsis
教育学部の後輩・真白蓮は、俺にとって「流せる範囲の変な奴」だった。
目が合うと妙に嬉しそうで、困ったタイミングでやたら近くにいる。
偶然にしては出来すぎている。でも、追及するほどの根拠もない。
——図書館でノートを拾うまでは。
『日向先輩動向ログ』
時間、場所、席の位置。俺の一日が几帳面に記録されていた。
普通なら距離を置く。けど真白の目に悪意はなかった。
あるのは、壊れそうなほど真っ直ぐな執着。
放っておいたら関係なく壊れる。だから俺が見ることにした。
「書くな。連絡しろ」
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