Synopsis

体に数字が刻まれて生まれてくる。 それは生きられる日数だった。 つまり、生まれたと同時に、死ぬ日が決まっている。 だから、死ぬ前日には盛大に宴を開く。 最後の別れの時を楽しく過ごすという風習があるからだ。 ヒビは『前日祝い』をする気がなかった。 死ぬ時は綺麗な場所で死ぬと決めていたから、それに向かって前日も歩いていた。 そこで一人の少女、ノナと遭遇する。 「綺麗な場所で死ぬと決めているんだ。ここらで一番綺麗なのはあの山だから、そこに行く」と言うヒビに、ノナは一緒に行くと言い出すのだった。 死ぬ日が決まっている世界で、死ぬ前の日に出会った少年と少女の話。 2000字・1話完結の短編小説です。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/03/2026
  • Current人生最後の日は、綺麗な場所で。【2000文字】