Synopsis

──西暦2026年。人類最後の年。  ヨハネの黙示録の予言により、人類は一度消滅して新たな生命が覇権となる新時代を迎える滅びと再生の時が近づいていた。  普通の高校生、浦島コタローは高校3年生となる年の元旦の昼に、奇妙な出来事と遭遇する。不気味なラッパの音と共に世界は血のような紅に染まり、人々は、時が止まったみたいにピタリと止まったまま……。やがて黒い雪が降り始める。  何が起きたのか……見上げた紅の空が割れて、天から姿を現したのは白い羽の生えた天使。 「……ただし、殺戮の天使だけどもね」  コタローの前で、次々と消えていく人々。知らぬまま自分も消えてなくなるのかと覚悟したその時──。  紅の瞳と目が合った。それは、まるで目の中に運命の輪の紋章のようなものが入った眼。  雪のような銀の髪を靡かせ、大太刀で空飛ぶ天使を一刀両断するは、コタローの幼馴染であるモモノ。 「……後、365日で人間の歴史は終わる」  幼馴染から聞いたその言葉に驚愕を受けるコタロー。その言葉は本当か嘘か……。  迷いの中、コタローの学校に天使が現れる。  黒い雪が次々とコタローのクラスメイトを襲う。 「力を与えよう。あの天使を殺せる力を」 「……なっちゃったのね。なら、しょうがないわ。ここで死んで。コタロー……」  53体の天使たちから世界を守るために立ち上がったコタローは、同時に同じ志を持ったはずの仲間達とも殺し合わなければならない……。最後の1枚になるまで。  これは、運命のタロットに選ばれた21人の英雄の血を引く切札騎士と53体の殺戮の天使達による果てしない戦いの物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/03/2026
  • Current天滅の切札騎士(アルカナイト)