Synopsis
奴隷制度が当たり前の国で、
黒衣の男ロックは“見てしまった”。
命令に従うことが正しさとされ、
誰も選ばず、誰も責任を負わない世界。
そこでは、人は考えなくても生きていける。
ロックが使うのは剣でも魔法でもない。
不誠実を見逃さなかったときにだけ灯る、“誠実の火”。
それは力ではなく、選択の結果だ。
燃やすか、燃やさないかを決めるのは、いつも彼自身。
これは、世界を救う英雄譚ではない。
ただ、逃げなかった男の記録である。
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