Synopsis
夜に溶けた夢の続きに触れていた
擦り切れたコートの裾
風が嘘みたいに揺れている
誰も知らない物語を
僕はまだ演じている
終わり方さえ決められずに
ページをめくる指が彷徨う
あぁ世界は今日も残酷に廻る
「もう戻れないよ」と笑う君の
髪がやけに長く伸びて
綺麗で
悲しそうで
愛しかった
あぁ未来はいつも不確かで
最後のページに書き残した
滲んだ文字はまだ読まれないまま
『本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ』
その言葉で
また物語を前へ押し出す
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