Synopsis
お調子者のアルことアルベール・ロイルは、風の精霊を持つ魔法使い。名門の生まれながら、風の力しか待てないことにコンプレックスを抱いていた。
そんなアルが、水の精霊リノと契約ができて有頂天になってしまった。
ありとあらゆる水の魔法をリノに要求して、それを全て叶えるリノにアルは満足だった。
有頂天になったアルは、神殿に報告が来ていた魔族に乗っ取られた村があることを聞きつけ、父親の制止を振り切って、西方の前線にやって来てしまう。
オアシスの小さな村は、数匹の魔族に乗っ取られて、住人はオアシスから追われつつあった。
オアシスの泉に『水の路』で移動したアルは、数匹の魔族を倒して悦に入っていた。
もう後、1匹という時に、不意に物陰から出てきた魔族に肩を触れられて、精気を抜かれてしまう。
結果、魔力から精気を補うか、寿命の方から精気を補充するのか選択を迫られたアルは、魔法使いであることを選んだところ、見た目が父親のベルナールよりも老けてしまった。
父親の怒りにふれたアルは勘当され、実家から追い出されてしまう。
困ったアルは、万年水不足のオアシスのことを思い出す。
水の精霊と契約していたアルは、魔族に襲われていた村を思い出して向かった。
そこで、早すぎる余生を過ごすために……
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