Synopsis

人は、どこまで「正しく」生きられるのか。 二十歳の夜、はじめて深く酒に酔ったその瞬間、 有沢日向は“力”に目覚めた。 欲しいと願ったものが、半径五メートル以内なら動かせる―― 念動力(サイコキネシス)。 出現する能力者はすべて同じ念動力者。 全ての能力者が、同じ力を使う。 違いを生むのは、才能でも血筋でもなく、 「どこまで欲望を許すか」という選択か。 警察官を目指す法学部生の日向は、 “悪事が人生の選択肢として現れた”現実に直面する。 その力は、守るためにも、盗むためにも使えてしまう。 施錠された部屋から物が消える不可解な窃盗事件。 能力者を追う国家機関。 そして、同じ力を持つ者同士の頭脳と欲望の衝突。 これは、派手な必殺技の物語ではない。 全員が同じ能力を持つ世界で、 「人はなぜ一線を越えるのか」を描く、 同能力・異能力バトルサスペンス。 ――正しく生きたい。 その願いが、最も危険な欲望になるとき。

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Kakuyomu
Kakuyomu12/16/2025
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