Synopsis
身体の不調が続いていた。
病院の薬も効かず、煩わしい日々が続く。
そんな俺に、大家さんは言った。
「病気を治すご神体が祀られている村がある」と。
村で出会った吾郎さんは、驚くほど気さくで親切だった。
雨に降られ、世話になることになったその家で、俺は聞いてはいけない話を耳にしてしまう。
ご神体には“器”が必要だということ。
そして、その候補が――吾郎さんだということを。
背筋が冷えた。
同時に、どうしても見過ごせない何かが、俺の中でうごめいた。
(表紙画像はイラストACより)
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