Synopsis
「お姉様、陛下は『お前を殺す』と仰っていますよ?」 婚礼の儀の最中、通訳役の妹がニヤリと笑って私に「処刑」を宣告しました。 言葉が分からない私を嘲笑う妹。 ですが残念ながら、目の前の「冷徹」と噂される戦王陛下、昨日の夜に私の部屋へ来ようとして妹の私兵に阻まれた結果、「自分の口で愛を伝えるため」に徹夜で辞書を丸暗記済みです。
今、陛下が語っているのは処刑宣告ではなく、「生涯、君を愛し守り抜く」という最大級の求婚。 それを知らないのは、嘘の通訳を続けている妹だけ。
「よくぞ気づいた、我が愛しきフィリシアよ」 私が拙い言葉で陛下を信じると叫んだ瞬間、妹の嘘は『証言の水鏡』と大賢者によって暴かれます。 嘘つき妹は地下牢行き。私は言葉も心も通じ合う旦那様に、一生離してもらえないほどの溺愛を注がれることになりました。
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