Synopsis
白南風高校に通う関 白亜は進級をきっかけに不思議なものと出会う。もの、ではなく、それは人だが。
その子は日本のグローバル関係でもなんでもない普通の高校には似合わない金髪を靡かせていた。瞳は眩いばかりの碧眼。それに頭には白いリボン付きのカチューシャをつけていた。そう、まるでその子は御伽噺の中から出てきたのかってくらい、日本人離れしている容姿をしていた。
彼女は柔らかい顔でにっこりと笑って言った。
「わたしのことはどうか“アリス”と呼んでください」
普通だった教室には、アリスがいた。
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